XROUNDの低遅延ゲーミングイヤホン「AERO Wireless」 とともにリリースされた、公式アプリ「MyTune」は、製品リリース以来、初めての大型アップデートを行いました!
これまで同様、「XROUND Lite™」サラウンド効果 / カスタマイズイコライザー / 「XROUND Low Latency™ 」50ms低遅延ができるのはもちろん、2つの新機能、自分の耳に合わせた最適化されるサウンドを提供する「TailorID」、自分好みに調整したオリジナルイコライザーを他人にシェアできる「イコライザーシェアリング」が加わりました。どのように使えばよいのか、早速みていきましょう!
聴覚体験とは
新機能を紹介する前、まずは「聴覚体験」について簡単にご紹介します。
人の聴覚は人それぞれ。同じ人でも左右の耳で各音域に対する感度は異なっているのをご存じでしょうか。
なぜこのようなことが起こるのか、耳の構造からみてみましょう。
音は、外側から順に、外耳を通って中耳、内耳に入り、聴覚神経に伝達され、最終的に脳で信号を感知します。伝達プロセスにおいて、外耳の形や中耳、聴小骨の電動や、内耳の有毛細胞の感知といった部分で微妙な差が生まれます。
聴覚体験は人それぞれ。だから同じイヤホンでも人によって音が違います。完全ワイヤレス「AERO Wireless」をとっても、人によって低音域が足りないと感じたり、ちょうどよいと感じたりします。だからこそ、多くのメーカーが、イヤホンを購入する前に、試聴してから購入することを勧めているのです。
新機能その①:TailorID 聴感体験最適化
XROUND開発チームは、XPUMPリリース時から音質をパーソナライズするニーズがあることに注目してきました。そこで、時間をかけて聴覚体験を計測する技術の開発に取り組み、聴感計測によるカスタマイズの手法を確立することで、ついに公式アプリ「MyTune」で実用化されることになりました。
MyTune アプリ ダウンロードリンク:
iOS
Android
ユーザーはアプリのTailorID機能を使えば、自身の耳データを使って最適なサウンドを作成することができます。
TailorIDはテスト過程で、各音域の周波数を発し、ユーザーからの情報(耳の感度、各音域への受け入れる程度など)を記録します。
計測・分析が完了すると、特殊なファンクションを通じてユーザー自身の状況に合わせた音(サウンドプロフィール)を生成します。
調整後、ユーザー自身にとってより多くな低音域、より精確な空間や方向性、すみずみまでくっきりした高音域などとともに、もっと自分を聞こえる音の体験を楽しめます。
違和感があればさらに再調整することも可能で、TailorIDにて作成されたイコライザーでもっと豊かなサウンドを楽しめましょう!
新機能その②:イコライザーシェアリング
ユーザーがTailorIDで作成されたプロフィールと、別途カスタマイズしたイコライザー(EQ)は、MyTuneアプリ独自「イコライザーシェアリング」機能を通じて、他のユーザーとシェアすることができます。また、アプリ上では他の人がシェアしたイコライザーをQRコードスキャナで読み取れ、ユーザー同士の交流が楽しめるほか、プロの音を実際に試してみるのも可能です。
機能対応製品:
完全ワイヤレスイヤホン AERO Wireless
これらの新機能を使いこなせよ!
【TailorID 聴覚テストについて】
ここでTailorIDのテスト過程をご紹介します!
①アプリを起動してメニューを開き、TailorIDを選んでから、”再テスト”を選択します。(初回の場合は自動的に画面に飛びます)
※静かな環境でテストを始めてください。騒音が多い環境だと、計測結果に影響するだけでなく、引き続き行われるテストが正常に終了できないことがあります。
周りが静かであるほど正確な計測結果が期待できます。
※テスト中は音声アシスタントをオフ、イヤホンの音量を50%にした状態で行ってください。
※エラーが出た場合、最初からやり直してください。
②選択したのち、周りが静かな環境であることを確認し、”次へ”をタッチ。
テスト第一段階:
第一段階のテストでは同じ音域を聞いていただき、聞こえるぎりぎりの音量まで下げていきます。各音域についてこの作業が繰り返されます。それぞれ3秒間の音、及びランダムな回数で断続的に流れます。
ここは各音域につき、聞こえる最小の音量が計測されます。テストの際に、音が聞こえたら「YES」を、聞こえなければ「NO」をタッチしてください。
さらにテストの過程において、音が聞こえた回数の数字を選択してください。よく聞こえない時は、両方とも”もう一回”をタッチして再生しなおせます。
左右の耳についてすべての音域が計測できましたら、第二段階に移行します。
テスト第二段階:
この段階で、同じ音量のもとで、各音域に対する感度をそれぞれ計測します。
※音声が流れなかった場合、最初からやり直してください。
③テストが完了すると、ユーザーの耳に合わせて調整されたサウンドプロフィールが表示されます。下のボタンをオン・オフすることでその差を確認できます。
さらにこの設定に基づいて再調整することができますよ!
【イコライザーシェアリングを使ってみる】
この機能で、TailorIDのプロフィールや自分で設定したイコライザーなど、仲間マニアと共有することができます。また、他の人が調整した音も適用できます。
まず、メニューの右下に”シェア”をタッチ、共有かスキャンか選択可能です。
①自分のイコライザーをシェアする
イコライザーに自分で名前を付け、SNSなどに直接コードで投稿できます。また、画像として保存するしてシェアすることも可能です。
②他人のイコライザーを適用:
メニューで”QRコードのスキャン”を選択し、アプリ内のスキャンナで読み込みます。最後はどの場所に保存するかを選んでから設定完了です。
以上は「MyTune」新機能に関する紹介でした!
今後も聴感のパーソナライズ技術の刷新に取り組んでいき、さらにユーザーがより自分の好みに合った音を楽しめるよう、完全ワイヤレスイヤホンの技術面にも強化していきますので、引き続きよろしくお願いします!
※MyTune アプリ ダウンロードリンク:
iOS
Android
※MyTuneアプリ 対応製品:
AERO Wireless 完全ワイヤレスイヤホン
FORGE NC 完全ワイヤレスイヤホン