製品紹介
FORGE NC|ノイキャンの仕組みをご紹介!
今までの完全ワイヤレスイヤホンに搭載されているノイズキャンセリングは、水に沈むような、”独特の閉塞感”を経験したことがありませんか?
今回ブランド初となるノイキャン機能搭載モデル『FORGE NC』には、閉塞感を最小限に低減した「快適なノイキャン」を実現しました。その開発秘話をぜひご覧ください!
まずはノイズキャンセリングの発展について簡単にご紹介します。
アクティブノイズキャンセリング(以下、ANC)は、ある音波に反対の音波をぶつけて打ち消し合わせ、騒音を下げるという技術で、物理学者のポール・ルーグが1936年にも特許を出願しています。
その後、1989年になってようやく、音響ブランドのBOSEの創業者、アマー・G・ボーズ博士が世界初のオーバーイヤー型ANCヘッドホンを発表します。そのころこれを使用したのはパイロットや、空港のエプロン(駐機場)作業員など、非常に騒音の激しい場で働くプロフェッショナルや、常時飛行機で移動するビジネスパーソンなどでした。
それから2019年、Apple AirPods Pro と SONY WF-1000XM3が発売されたのを皮切りに、ついに、完全ワイヤレスイヤホンとオーバーイヤー型ヘッドホンで、アクティブノイズキャンセリング機能は仕事場から日常生活への幕開けを迎えました。
そこで今回XROUNDチームがノイキャンの開発に取り組んだ時、以下二つのポイントに注目しました。
①
優れたANC付きのワイヤレスイヤホンは、高騒音の環境において、環境音を大幅に低減してくれます。騒音の中で音楽を聴くときもボリュームを上げすぎずにすむので、耳の疲労や聴力への損傷を防ぐことができます。
しかし、低レベルの騒音の環境のもとでは逆に、ANCが騒音を強く抑えることにより、閉塞感という、水に沈むようなストレス感もしくは違和感が感じられます。多くの人々が、低レベルのノイズのもとでANCイヤホンをつけると、耳鳴りや耳詰まりを感じ、めまいまで起こす人もいます。
従来のカナル型イヤホンにおいて、「人の耳が聴きとれる騒音を下げる」方法は、「アクティブノイズキャンセリング」と「パッシブノイズキャンセリング」の2つに分けられます。
FORGE NCは、ANCのありなちな圧迫感を解消するため、「人の耳が聴きとれる騒音を下げる」という方向性から、「アクティブ」と「パッシブ」を取り合わせたノイズキャンセリングへの研究開発に取り組み始めました。
②
「アクティブノイキャン」では、ノイズを抑える音域とその反応スピードを最適化。「パッシブノイキャン」では、ハウジングの物理的構造と形で改良を加え、より良いパッシブノイキャンとタッチノイズ(イヤホン本体の摩擦や衝撃がそのまま音となって耳に入ってくる音)の抑制を実現しました。
さらに、アクティブ、パッシブを一体化したノイズキャンセリング効果をさらに高めるため、パッシブノイキャンの物理的設計(形、内部構造など)に合わせて、ANCの音域をあらためて調整しました。
アクティブとパッシブの相乗効果により、FORGE NCは、低騒音でも心地よく使用でき、さらにノイキャン機能ONの際の圧迫感を解消することができました。これにより、ノイキャンONによる電力消費を大幅に抑え、イヤホン本体のANCは連続稼働時間9時間を実現しています。
FORGE NCは、単なるノイキャン搭載したイヤホンを作るだけでなく、「自分だけの聴きやすい音で、快適に長時間使用してもらう」という、スポーツでもビジネスでも、屋外でのランニングや通勤でも、気軽に、自由にサウンドを楽しむことができる、ユーザーフレンドリーなイヤホンを目指して誕生した最新作です。
『FORGE NC』は3月17日(木)より、
Amazonジャパンとイヤホン専門店『e☆イヤホン』にて一般販売開始!
一般販売価格:¥12,980円(税込)
製品ページはこちら▶https://xroundaudio.com/product_forge_ja.php