|はじめに|
XROUNDチームは商品開発にあたり、常にオーディオ製品のトレンドを注意深く見守っていて、完全ワイヤレスイヤホンが登場し始めた2016年からもその発展を見つめてきました。ブランドを立ち上げたばかりのころ、支援者やファンから「完全ワイヤレスイヤホンを作って欲しい」というリクエストがありましたが、初期の完全ワイヤレスイヤホンはかさばり、音質に問題があるだけでなく、接続も不安定で、連続再生時間も十分ではありませんでした。しかし近年では、Bluetooth技術の進歩により、問題は少しずつ解決されてきました。 そこで、初めて完全ワイヤレスイヤホン「VERSA」の開発を踏み始めました。
|VERSA 商品設計理念と開発過程|
VERSA開発初期に、XROUNDは市販の完全ワイヤレスイヤホン数十種を自ら買ってきてテストに取りかかりました。その結果、市販の中価格帯製品はハードウェア、ドライバのスペックの追求にとどまり、「使用体験」についてはほぼ議論されてこなかったことが分かりました。そして、開発チームはさらに「耳への装着感」が音質、音楽体験を大きく左右することを発見したのです。これらを踏まえ、VERSAは「耳に至適のデザイン」、いわゆる「装着感への追求」を設計の最重要課題に定めました。イヤーフック、イヤーピース、ドライバー設計と3Dチューニング技術をバランスよく設計した完全ワイヤレスイヤホン「VERSA」は、素晴らしい使用体験を実現、完全ワイヤレスイヤホンの既存のイメージを一新することを願っています。
|最重要課題!快適さを追求!|
VERSAは最高の装着感を求め、軽量化を進めると同時に、多くの時間をかけて外観デザインに取り組みました。▼ひたすら快適さを追求、フォルムデザインは15種超に
また、さまざまなサイズのイヤーピースを長時間装着した際の装着感への影響も測定しました。
まずは「VERSAオリジナル遮音イヤーピース」。硬度50度のシリコンとフラットな底面が、外部の干渉をより低減することを発見しました。
もう一つは同じ台湾発の大手イヤーピースメーカーSpinFitと共同開発の「SpinFit コンフォートイヤーピース」で、いろんな材質をテストしながら、長時間装着しても優れた体験が続くことがわかりました。
▼より快適なイヤーピースを求めて、さまざまな材質サンプルをテスト
さらに設計段階では、イヤーフックの装着安定感もさらに極めるべきと考えました。
ただ、市販のワイヤレスイヤホンに付属しているイヤーフックはほとんどワンサイズで、耳が小さめの人にはほとんど合いません。そこで、三種類のシリコンイヤーフックと、イヤーフックなしのシリコンカバーを付属し、これでほとんど人の耳にフィットしますので、耳が小さめでも心配ありません。
▼各種イヤーフックのフォルムデザインの3D設計図
|三大要素の実現「耳に至適のデザイン」|
- 1 超軽量設計 –
VERSAイヤホン本体の片側は4.5gの超軽量設計(左右同値、従来は5~8g)。小型軽量化で長時間でもより快適な装着感を実現しています。- 2 専用イヤーピース設計 –
.VERSAオリジナル遮音イヤーピース:VERSAオリジナル遮音イヤーピースは、硬度50度のシリコン材質を使用、イヤーピースからの空気漏れを抑え、快適さが持続。上部がフラットになっているため優れた遮音性と低音域サウンドの余韻が楽しめます。
.SpinFit コンフォートイヤーピース:
イヤーピース専業メーカーのSpinFitに別注したコンフォートイヤーピースは、硬度40度のシリコン製、3Dフィット設計で、イヤーピースはばねのように360度自由に回転できます。耳のくぼみに最適な角度にフィットするので、長時間快適に装着できるだけでなく、高周波音の漏れを抑え、すみずみまでクリアな音が楽しめます。
- 3 装着性設計 –
テスト段階では、イヤホンが耳から外れたり、落下したりなど不安定な状況が時々ありました。また、小さめの耳の場合は、イヤーフックが大きすぎて耳が痛くなったり、装着しにくいといった問題もありました。そこで、耳にしっかり固定し、長時間の使用でも落下しないよう、異なる3種類のサイズのイヤーフックを用意。イヤーフックなしのシリコンカバーも付け、より多くの人の耳の形にフィットするようになっています。そしてなるべく材質を軽量化して、4サイズのカバーの総質量はわずか2g、耳に負担をかけないように設計されています。
このように、設計のさまざまな段階を経て、自らに課した、長時間装着の快適さの要求を満たす、完全ワイヤレスイヤホン「VERSA」が誕生しました。
▼購入はこちら:
https://xround.pse.is/NBC8K